目標
(1)児童・生徒一人一人の発達の状態を総合的に把握し、ライフステージを見通しながら、
主体性や自発性を大切にし、一人一人に応じた支援を行う。
(2)児童・生徒一人一人の障害に応じて、児童・生徒が持っている力や獲得してきた力を生活に
結びつけていけるように援助する。また、それらを人とかかわることを通して拡げていくことがで
きるように援助する。
(3)児童・生徒一人一人の障害が、心理的な不安を取り除き、自ら自身を受けとめ、新たな姿勢
や動き、社会的な関係を学んでいくように援助する。
指導体制
(1)小学部・中学部・高等部の各学習グループに週1または2時間の特設時間を設け、全ての児童・生徒を
対象に指導を行う。自立活動専任者は、担当グループに入り連携を取り合いながら指導・助言にあ
たる。
(2)訪問生については担任とともに訪問し、家庭において指導・助言を行う。
担当者と学級担任との連携
(1)自立活動専任者と学習グループ担任が、適宜会議設定等を行い、特設時間ならびに学習グ
ループ等の児童・生徒の様子や指導について検討を行う。
保護者との連携
(1)新入生及び転入生の保護者に対する説明を行う。
(2)家庭の日常生活場面における配慮等の相談を受ける。
各部との連携
(1)各学部主任会には必要に応じて出席し、情報交換を行う。また、各部の主任、学習グループ
の窓口を通して連携を図っていく。
(2)行事への参加は、可能な範囲で協力していく。
指導の充実を図るために
(1)外部専門家とのケース会、各種研修会への参加及びそれに関する報告会、文献検討等、部内
で研究研修を行い、お互いの共通理解を深める。
(2)整形診察や必要に応じて小児神経診察にも立ち会い、医師の指導、助言を受ける。